2022/08/19


【起業アイデアのタネ】コロナ禍で伸びる「自販機」ビジネス

新型コロナウイルス禍で、非接触・非対面ニーズの高まりを背景に、無人販売、とくに「自販機」の需要が拡大しています。

日本は世界の中でも人口に対する自動販売機の台数が多く、“自販機大国”と呼ばれていましたが、コロナ禍でこれまで自販機の約半数を占める「飲料」以外の“新しい自動販売機”が誕生しています。

伸びる「冷凍食品自販機」

コロナ禍で伸びる「自販機」ビジネス ど冷えもん
引用元:冷凍自販機「ど冷えもん」HP


ポイント

・餃子やラーメンなどの「冷凍食品自販機」の設置台数が伸びている

・実店舗を持つ飲食店が、コロナ禍による売上減を補うために「冷凍自販機」を設置するケースも多い。

・以前から高速道路のサービスエリア等にホットドックの冷凍自販機はあり、加熱機能付きなので食品を購入すると、その場ですぐ食べられた。ただ、販売数は伸びず、近年は見かけなくなった。

・今伸びている自販機は、冷凍食品を冷凍のまま販売し、購入者が自宅などで調理するタイプ。


成功の肝は「商品長所✕設置場所」

成功の肝のひとつに、「商品長所×設置場所」つまり“商品の特徴が活きる場所に設置する”ことが挙げられます。

冷凍自販機の成功事例
・ウナギの蒲焼き×JR両国駅(東京・墨田区)から徒歩5分の裏路地
・キャビア×歌舞伎町のボウリング場
etc...

冷凍自販機の失敗事例
・たこ焼き(チェーン店が多い商材はきびしい可能性)

屋内専用&常温の卓上小型自販機も登場

卓上小型自販機「卓っくん」
引用元:サンデン・リテールシステム株式会社 卓上自動販売機「卓っくん」

・2022年8月販売開始となる卓上小型自販機「卓っくん」は、幅約50cm高さ約70cmで、コンパクト。
特急列車内での軽食販売の用途のほか、ホテルや病院、オフィス、バス、アミューズメント施設など小スペースでの展開を見込む。

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